お客様の声で広がる和菓子屋「鹿生堂」丹波篠山で味わう贅沢な栗和菓子

丹波篠山の城下町の西にある和菓子屋「鹿生堂」さん。
お店の前に掲げられた看板が目印で、思わず足を止めてしまいます。

このお店は、栗をたっぷり使った和菓子が特に人気で、知る人ぞ知る名店として愛されています。

鹿生堂の栗羊羹は必見！

数ある和菓子の中でも、特に有名なのが「栗羊羹」です。

栗そのものの味わいを活かしたこの羊羹は、しっとりとした甘さと濃厚な栗の風味が堪能できる逸品。
なんと、ノーベル物理学賞を受賞した真鍋淑郎先生もこの栗羊羹を食ベられたそうです。
お店の方が嬉しそうにお話してくださりました。

地元で長く愛されてきた和菓子が、世界に名を馳せる人にも評価されるなんてすごいですよね！
この栗羊羹は、お土産としても人気が高く、贈り物にしても喜ばれること間違いなし。

季節の和菓子が揃う、ほっとする味わい

栗羊羹以外にも、「鹿生堂」にはさまざまな栗の和菓子が揃っています。

大正時代の和菓子型なんかも置いてありました。珍しい…！！
今回、私が買って帰ったのは「栗餅」。

栗餅については他の記事で詳しく説明しているので、興味があればぜひそちらもご覧ください。↓

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また、かわいい「ミニ団子」も黒豆餡と栗餡の2種類ありました。

見た目も可愛らしく小ぶりで食べやすいのも魅力です。
黒豆餡の深みのある甘さと、栗餡のほっくりとした優しい甘さがとっても美味しいです。
どちらも素材の味を大切にし、控えめな甘さが心地よく、何個でも食べたくなってしまう美味しさです。

取材も訪れる名店、口コミで広がる「鹿生堂」の魅力

店内には、壁には芸能人のサインや写真が飾られていました。

取材依頼などがあった際は受けることもあるそうですが、実は基本的に「鹿生堂」さんは宣伝や広告をあまりしないそうです。
訪れたお客さんの声を大切にしているそうで家訓は「味はお客様から広がる」。

こうした姿勢が、「鹿生堂」が地元の方々に愛され続けている理由の一つなのかもしれません。
丁寧に作られた和菓子の持つ本物の美味しさと温かみは、訪れたお客さんの心をつかみ、口コミによって評判が少しずつ広がっていきました。
その味わい深い和菓子は、地元の人はもちろん、遠くから訪れる観光客の心も魅了しています。
ぜひ、みなさんも最高の栗和菓子を探しに行ってみてくださいね。