日本人には古来より、DNAにそば遺伝子が組み込まれており、定期的にそばを食べなければ生きていけないという噂がまことしやかに囁かれています。
ウソです
ウソかホントかはわかりませんが、いや、明確にウソなのですが
それでも、本当にそんなことがあるかもしれないというぐらい、たまに「そば食べたい!」という欲求が突然に湧いてくるときってありますよね。
あ、申し遅れました、私、全身がそばでできているソバタリアン本多です。
田舎はそばが多い=丹波篠山にも多い
田舎ってそば屋が多いイメージですが、そばを育てるには大量の水が必要で、特に美味しいそばを作るとなると、その水がきれいでなければなりませんので、田舎はおいしいそばを作る場所として、最適な場所だといえます。
丹波篠山にもたくさんの観光客がおいしいそばを求めて、そば屋に訪れます。
その中でも今回紹介する一休庵は、十割そばを提供していて平日でもたくさんのお客さんが来店している人気のそば屋です。
二階町の商店街の細い道を抜けると、土地を持て余した大きな駐車場があり、その横に一休庵が佇んでいます。
木造の大きな門を目の前にしながら、そこをくぐり抜ける気持ちは、さながらクッパ城に攻め込んでボスと戦うような気持ちになります。
門の下に何かいますね。門番かな?
門をくぐるとピーチ姫もクッパもいませんでしたが、メダカはいました。
平日に行きましたが、待っているお客さんも少しいたので、メダカを見ながら癒やされていると、すぐに時間が経って席につくことができました。
店内は広々としていて、窓からは木々が見え、そこから射す木漏れ日が心地よい、究極リラックス空間が広がっていました。
田舎といえど、我々、社会の歯車ですから日々ストレスが耐えません。地元民の私ですらも癒やしを感じたので、都会の人はとんでもないレベルで癒やしを感じるのではないかと思います。
メニューはシンプルなのですが、全部食べたくて結局迷ってしまいます。
4人でいったので別々のものを食べようということになり、私はおろしそばを注文しました。
おろしそば 1,160円
おろしそば(冷)はつゆをかけて食べるタイプ。
おろしの横にかわいいなめ茸が添えられていて、つゆとおろしでそばと一緒に食べることでほのかな甘味が口の中に広がります。
そばはさすが十割そばなだけがあって、風味豊か。コシもあり、そばの味を噛みしめることができます。
半分ぐらいは薬味の小口ネギを添えて、残りの半分はワサビを添えて食べました。
ちなみに早く食べないとそばがつゆを吸っていきますので、気をつけてくださいね。とろろそばの大盛りを注文した1名は途中で電話がかかってきて対応していたら、かけたつゆが半減していました。
とろろそば 1,290円
電話をかけられた時間と、かけたつゆが減っていく時間は図1のように反比例します。
図1 電話-つゆ曲線
ほかにもこんなメニューを注文しました。
昼膳 1,340円
(撮影者「もう、そばの写真ばっかり、いらんやろ!かやくご飯にピントあてたろ」)
天ざるそば 1,670円
(私「そこは天ぷらにピントあててくれよ!」)
そばを食べたあとはそば湯で締めですね。
つゆをかける系のそばでもコップにつゆを入れて持ってきてもらえるので、そば湯が飲めます。
一休庵、最高のリラックス空間で、そば欲求を満たすことができました。
最後は門番にピースしてさようなら。
みなさんも是非、丹波篠山に来られた際にはお立ち寄りください。
コメント