丹波篠山の老舗和菓子店『清明堂』栗おはぎと歴史ある店構えが魅力的

今回ご紹介するお店は、創業安政2年（1855年）という長い歴史を誇る老舗和菓子屋「清明堂」です。
ということは創業169年…！！！歴史がありすぎます。

篠山城下町の一角にあり、歴史の風情が漂う街並みに溶け込んだこのお店は、丹波篠山で最も歴史ある和菓子屋として、地元の方々はもちろん、観光客からも愛されています。

店構えも趣があり、和の伝統が感じられる外観は、訪れる人を引きつけます。

「清明堂」が特に注目されるのは、秋に登場する栗を使った和菓子です。9月中旬から10月末までの短い期間だけ味わえる栗おはぎと栗きんとんは、季節の訪れを感じさせる贅沢な一品です。この時期、「清明堂」には栗の香りが漂い、訪れる人々を和やかな気持ちにさせます。

栗おはぎと栗きんとんの魅力 

「清明堂」の名物、栗おはぎ。


栗おはぎは、中のお米と栗餡が絶妙なバランスで、秋の丹波篠山を象徴するかのような一品です。
栗おはぎの感想ついては、別の記事で詳しく書いているので、ぜひそちらもご覧ください。

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栗きんとんは、栗本来の味わいを最大限に活かした和菓子です。

甘さは控えめで、口に入れるとすぐに栗の濃厚な風味が広がり、もったりとした餡からは素材の持つ自然な甘さが感じられます。しっとりとした食感で、一口食べると口の中でほろりと崩れ、栗の香ばしさが広がります。栗そのものの甘さと風味を楽しみたい方には、この栗きんとんが最適です。上品な甘さで、贅沢なひとときを味わうことができます。お茶と一緒にいただくと、より一層その魅力が引き立ちます。

この時期限定の和菓子ということもあり、秋の味覚を楽しみたいなら「清明堂」の栗きんとんをぜひ試してみてください。季節感たっぷりの和菓子は、食べるたびに秋の風景や栗の香りを感じることができ、心までほっこりと温まることでしょう。

立地の魅力と店構え

「清明堂」は、篠山城下町にある三井住友銀行の向かい側にあります。「二階町」バス停のすぐそばなのでアクセス的にも割と便利です。（10月の秋祭り月間はこのあたりはどうしても混雑するのですが…）

城下町の散策中にふらっと立ち寄れる立地でありながら、歴史ある店構えが目を引きます。

昔ながらの建物は風情があり、しっかりとした木造の外観が和の趣を感じさせます。

「かっこいい」という言葉が似合うその店構えは、写真に収めたくなるほどの存在感があり、初めて訪れる方でもその魅力に引き寄せられるはずです。店内は落ち着いた雰囲気で、訪れるとすぐに和の空気に包まれ、日常の喧騒を忘れさせてくれます。

お土産にもぴったりの和菓子

「清明堂」の和菓子は、丹波篠山を訪れた際のお土産としても非常に人気があります。栗きんとんや栗おはぎ以外にもいろいろな和菓子が並んでいました。

まとめ

創業安政2年、長い歴史を持つ「清明堂」は、丹波篠山で最も歴史ある和菓子屋として、地元の人々や観光客に愛されています。
9月中旬から10月末までの短い期間にしか楽しめない栗きんとんや栗おはぎは、秋の訪れを感じさせる特別な和菓子です。栗そのものの味わいを存分に楽しめる栗きんとんや、風情ある店構えが魅力の「清明堂」で、丹波篠山の味覚をぜひ味わってみてください。

城下町の散策中にふらりと立ち寄れるこの老舗和菓子屋で、心温まる和菓子との出会いを楽しんでください。