「みなさん。お肉好きですか?」
いきなりのご質問ですが、お肉と言えば、何のお肉を連想しますか?
良く聞くのは、関西では「牛肉」関東では「豚肉」と聞いたりしますが、最近では、全国的に「牛肉」と答える方が半数以上の様ですね。
ホントに皆さん「牛肉」好きですね。
特に最近の若い女性って ″焼肉=牛肉 ″好きですよねw
私の様に、エエ歳のオッさんは正直重いので、あっさりした「鶏肉」のほうが好みですね。安くてうまい焼き鳥!最高!
皆さんが大好きな「牛肉」ですが、丹波篠山にも「丹波篠山牛」と呼ばれる地元特産のブランド牛があるのですが、本日、ご紹介するのは「丹波篠山牛」ではありません。
「猪肉」・・・ はい、猪(いのしし)のお肉です。
丹波篠山の天然イノシシは最高に美味しい
イノシシのお肉食べた事がある人は、「猪と言えばぼたん鍋!」と連想されると思いますが、逆に食べた事のない人は・・・。
イノシシのお肉食べた事がある人は、「猪と言えばぼたん鍋!」と連想されると思いますが、逆に食べた事のない人は・・・。
- えっ?おいしいの?
- 硬くて、臭そうなイメージ
- 気持ち悪い…
- 美味しいイメージがしない
とあまり良くない声が聞こえてきそうです・・・。
そんな「いのしし肉」は丹波篠山の名物なのです。
丹波篠山の里山で育つ「天然のいのしし」は最高に美味しいです!
里山の恵みがおいしさの秘訣
なぜ、丹波篠山のイノシシが美味しいのかと言うと、丹波篠山という土地は、静岡県の天城山、岐阜県の郡上八幡と共にその昔から日本三大猟場と呼ばれるほどに、狩猟の聖地と言われています。
その理由は、丹波篠山の山々は、それほど高いわけではありませんが、岩肌が多く、起伏にとんだ地形。
地域に生息する生き物は、餌を求めて山から山へと険しい山道を走りまわります。
丹波篠山は、四季の味覚が豊かな土地。秋には、「丹波黒枝豆」「丹波栗」「丹波松茸」と一年で最も里山の恵みに賑わいます。
山に暮らす猪も、春は新緑の若葉を、夏は青葉や昆虫などを食し、秋は豊かな木の実などの恵みを餌に育ちます。
丹波篠山の山に住む、自然の生き物は案外良い物食べているんです・・・。
そして「ぼたん鍋」の旬を間近にひかえる、毎年11月中旬に、冬期の狩猟解禁が訪れます。
春夏秋と、険しい山々をかける事でイノシシの体はしっかり締まり、秋には豊富な山の幸を食べることで、厳しい冬に向けて脂肪を蓄えていきます。
狩猟解禁のこの時期、イノシシの肉質は最高な状態に仕上がっています!
この最高の肉質のイノシシが捕獲されることで、良質な「いのしし肉」を提供する事が可能になります。
近年では、冷凍技術の進歩と共に、最高な状態で年中販売が可能になっています。
色々な料理に使える
最近では、「ぼたん鍋」以外にも「いのしし肉」を使った、様々な料理が提供されています。
レトルトカレーや、猪カツを併せたカツカレー。
ミンチ肉にして、ミートソースのパスタや、餃子。
薄切り肉でしゃぶしゃぶなど・・・
様々なアレンジメニューが提供されています。
世界に目を向けると、ヨーロッパの各地では、煮込み料理やグリル、ロースト等で食する事が多く、高級料理店のメインディッシュにされる事も少なくない、高級食材の地位を確立しています。
丹波篠山の猟師に聞いた、1番うまい食べ方
地元 丹波篠山で狩猟を行う猟師さんは、やっぱり「ぼたん鍋」で食べるのかと思うと…
「焼肉で食べるのが一番シンプルでうまいんや!」
「適当に切って、塩胡椒かけて焼くだけや!」
「しし焼肉と酒あったら最高や!」と・・・
想像のナナメ上をいく答えが返ってきました・・・
赤と白のコントラストの見た目通り、脂身の多い見た目のお肉ですが、その食味は驚くほどにあっさりしています。
赤身部分は、決して固くはなく肉のうまみを感じることができ、脂身は適度な噛み心地があり、プリプリ、コリコリと言った表現が正しい様な。
他の食肉と比べて、鉄分が豊富なのも特徴のひとつです。
鍋で煮込んで食べるのと違い、炭火で焼くことで香ばしく、更にあっさりと食べられ、素材の美味しさを堪能できるそうです。
何のお肉を食べるにしても、シンプルに焼肉で食べるのが、一番素材を味わうことが出来るのかもしれませんね。
さてさて、ここまで読んだ、あなたは?
「ぼたん鍋派」それとも 「焼肉派」はたまた 「アレンジメニュー派」
どんな料理に興味がありますか?
そもそも、「丹波篠山の天然しし肉」に興味もってもらえましたか?
″食わぬは一生の恥 ″
″百聞は一食に如かず ″
機会があれば、この美味しさをご自分のお口で味わってみてください!
コメント