レトロな雰囲気と本格フレンチが味わえる「BISTRO VIVANCE」

こんにちは。

今日は丹波篠山にあるフレンチのお店「BISTRO VIVANCE」さんに行ってきました。

このお店は、元々ブリキ屋だった建物を改装してあるお店で、どこか懐かしさを感じるレトロな空間が魅力的です。お店に一歩足を踏み入れると、昭和時代の町工場を思わせる、趣ある内装が目を引き、過去と現代が融合したような独特の雰囲気に心を奪われました。

天井の高い空間やブリキ屋当時の機械が店内に点在していて、ただ座っているだけでも居心地の良さを感じられる素敵な場所です。

今回注文したのは、週替わりのランチメニューAです。

この日のメインは「鶏もも肉のベニェ、トマトソース」。

セットには「海老とキノコのソテーを巻いたトルティーヤ」

そしてサラダ・スープ、クスクスが付いてきました。

料理が運ばれてくるまでの間、店内を見回していると、工場時代の名残を感じさせるディテールが視覚的な楽しみを与えてくれました。待ち時間も退屈せず、空間そのものが楽しめるのは、このお店ならではのポイントです。

運ばれてきた料理は、まず見た目からして素晴らしく、丁寧に盛り付けられていてとてもオシャレです。

メインの鶏もも肉のベニェは、食べやすいサイズの鶏肉に上品なトマトソースが全体を引き締めていて、とてもサッパリした味わいで食べやすく、とても美味しいです。

副菜の海老とキノコのソテーを巻いたトルティーヤは、海鮮とキノコの風味が調和していて味わい深いですね。

付け合わせのサラダは新鮮でシャキシャキ感があり、清涼感たっぷり。ドレッシングは控えめな酸味が特徴で、野菜そのものの美味しさを際立たせていました。さらにオニオンスープは、優しい味わいながらもしっかりとしたコクが感じられ、体の中からほっと温まる一品。

全体的に程よい量でバランスを考えたメニュー構成になっています。

ランチではパンかライスを選択できますが、パンを選びました。歯ごたえのあるフランスパンで、肉料理と相性ばっちりです。生地の中にはドライフルーツが練りこんであり、ちょっとした甘味もあって嬉しい味です。

添え物のパスタもきし麺のような太めの麺にナポリタン風のトマトソースを絡めていて、メニュー全体のボリュームに貢献しています。

見た目以上に量と味で満足感があるので、食事量が多い人にもオススメです。

そして、週替わりランチBのほうにはデザートとコーヒーが提供されます。この日のデザートはドライフルーツの乗ったアイス、マンゴー乗せのプリン、ショコラケーキです。どれも食後にぴったりな重すぎず甘味はしっかり味わえるラインナップで、最後までお店のこだわりが感じられました。

店内の雰囲気もこのお店の大きな魅力の一つです。ブリキ屋だった頃の名残を随所に感じられる装飾やインテリアは、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わわせてくれます。これらの空間演出が、料理をさらに特別なものにしていると感じました。また、スタッフの方々の丁寧な接客も好象的で、心地よく食事を楽しむことができました。

「BISTRO VIVANCE」は、丹波篠山エリアでぜひ訪れてほしいフレンチのお店です。料理の美味しさはもちろんのこと、視覚でも楽しませてくれる空間の魅力が特別な体験を提供してくれます。おしゃれで落ち着いた雰囲気の中、本格的なフレンチを堪能したい方にぴったりのお店です。次回は別のランチメニューやディナータイムも試してみたいと思いました。特別な日のお祝いにも、普段のランチタイムにもおすすめです。