「丹波篠山ファン」をご訪問頂き、誠にありがとうございます!どうも、ちゃーちゃんです。
地元で暮らす者だからこそお届けできるディープな(?)丹波篠山を、本音も交えながらお伝えしてまいります。 さて、今回は…丹波篠山の超ディープ情報です。
「ゲゲゲの鬼太郎」や「悪魔くん」「河童の三平」と言えば、言わずもがな妖怪漫画の巨匠・水木しげるさんの作品ですよね。
2015年に93歳で他界されましたが、な、なんと、水木さん、若かりし頃の一時期、丹波篠山で暮らしていたことがあるのです…( ゚Д゚) 鳥取県境港市出身の水木さん。16歳の時、お父さんが生命保険会社の篠山支店長となったことをきっかけに丹波篠山に移住されたそう。
約2年間、ここで生活しながら、大阪の「精華美術学院」に通っておられたそうです! これは噂話などではなく、水木さんの自伝小説「ほんまにオレはアホやろか」(新潮文庫)や「私はゲゲゲ」(角川文庫)にも書かれています。
水木さんは、当時の丹波篠山のことを、「なにしろ、デカンショ節に、丹波篠山の山奥と歌われたぐらいで、デカンショ節の時代よりは開けているといっても、山奥にはかわりない」と率直な感想(笑) 学校へ通うには、当時の国鉄篠山駅と篠山城下町を結んでいた「篠山軽便鉄道」に乗ったそうで、「日本にこんな鉄道がよくあったものだと思われるぐらい、小さな汽車に乗って二、三十分も行くと乗り換え駅に着く。
それから、また大阪まで乗るのだからたいへんなのだ」とかなり文句を述べられています(笑)
ただ、それだけではありません…。なんと、丹波篠山で妖怪にも遭遇されたとか…。 「神社の裏山に得体のしれないモノが群れをなしている気配感じた」「木陰で小人の群れに出会った」…。
さらに、妖怪「おとろし」(不心得者やいたずらをする者を見つけると突然上から落ちてきて驚かす妖怪)に出会ったともあり、「場所は兵庫県篠山の山中の祠だった」と書かれています…。
丹波篠山での生活は、水木しげるさんの原点になっているかもしれません。そう思うと、作品を見る目も変わってきます( `ー´)ノ 丹波篠山にお越しの際は、妖怪探しもされてみてはいかがでしょうか…( *´艸`)
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