お酒造りの工程がわかる！【丹波杜氏酒造記念館】

 

こんにちは。おぐらです。

市役所から徒歩３分ほどの場所にある「丹波杜氏酒造記念館」！

みなさんはご存知ですか？

 

特にお酒をよく飲む人や、お酒作りに興味がある人にとってはおもしろい施設かもしれません✨

（入ってすぐ左手です）

 

丹波杜氏について

日本三大酒処（さけどころ）の一つとされる「灘」。このお酒を「丹波杜氏」は300年以上支えてきました。

（「杜氏」とは「とじ」とも「とうじ」とも読み、酒造りの最高責任者のことです。）

さらに「丹波杜氏」は南部杜氏（岩手県）、越後杜氏（新潟県）と共に

日本三大杜氏の一つに数えられ、今もその伝統と歴史は受け継がれています。

 

 

“お酒ができるまで”がわかる！

館内では、酒造用具類や資料をはじめ、

酒造りの工程をいくつかの過程ごとに分けて展示されています！

 

お酒造りの流れ

①洗米浸漬（せんまいしんせき）

→米を洗い、糠（ぬか）を取ります。

 

②蒸米（むしまい）

③放冷（ほうれい）

→蒸米を仕込みの所定温度まで冷却します

 

④麹造り（こうじづくり）

→酒造りで最も重要な工程です！

（ビデオ上映でも説明を聞くことができます！）

⑤酛仕込み（もとしこみ）

→お酒の“もと”になる作業

⑥醪仕込み（もろみしこみ）

→ここで糖化とアルコール発酵が行われます

 

（迫力のある桶のサイズ！）

⑦上槽（じょうそう）

→発酵した醪（もろみ）を酒袋に入れ圧縮する。

⑧滓引き・火入れ（おりびき・ひいれ）

→濁りを取り、加熱で殺菌する。

⑨貯蔵（ちょぞう）

→ここまでで、所要日数はなんと約100日にもなります！

 

貯蔵がおわったら、いよいよ出荷です！

 

美味しいお酒はこのような複雑な工程からできているんですね！

丹精が込められています